
地震があるとやたらと、かわらがズレている写真が取り上げられ、
かわらの屋根が重いから家がつぶれたんだ、なんて思われます。
イメージに使われているだけなのに、
まぁ分りやすいと言えば分かりやすいんですが。

しかし注文建築では、今年のような地震があった後でも、かわらが使われます。

但し分譲住宅では、建築費を安く上げるために、スレート系や鉄板が使われることが多い。

問題は、リフォームにおける葺き替えです。
建築に詳しくないと、仕事を請ける側でさえ、
軽いほうがいいと思い込んでいるし、軽いほうが売りやすい。
この思い込みをうち破ることこそ、我々の当面の課題です。